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野生動物と共存できるか―保全生態学入門 (岩波ジュニア新書) 新書 – 2006/6/20
高槻 成紀 (著)



野生動物と共存できるか―保全生態学入門 (岩波ジュニア新書)
高槻 成紀 / 岩波書店 (2006-06-20) / 886円 / 18 users
タグ 自然 自然・動物 地球環境とエコロジー @図書館
カテゴリ:本・雑誌 本・雑誌 / 生物・バイオテクノロジー
更新日:2011年08月02日 14時05分00秒 2011/08/02
読了: 2011年08月01日 星5つ

2011/6/15 予約 6/21 借りる。 6/22 読み始める 8/1 読み終わる。

FC2ブログ「麻布大学 野生動物学研究室」で紹介されていたので、読みました。
すごくいい内容です。ジュニア向けの本ですが、大人もしっかり読みたい。

・ 今起きている 野生生物の問題
   身近なはずのメダカが消えたり、外来種による生態系の変化。

・ なぜ 絶滅はおきるか。
   恐竜の例とはちがう! 人間による急速な絶滅。

・ 「保全生態学」の立場から、実際的な研究・調査・対策などの活動が行われている。
  モンゴルでの「モウコガゼル」の保全活動や、渡り鳥などについて、紹介されています。

・ 人間とのかかわりでは、鹿や猿、熊、ゾウなどからの被害。
   もとはといえば、環境破壊などで野生生物へ悪影響を及ぼしてきたため、
   生態系の変化などで 今度は野生生物からの被害が発生するようになった。
  著者は実際にその対策に取り組んでいて、内容が詳しく紹介されています。

・ 野生動物をどう考えればいいのか? ペット、家畜、自然(野生)の生物。
   単にかわいい、珍しい というだけではないということ。

・ 真の(国家)の豊かさとは
  現在のアメリカ社会は野生動物を保護することについては社会的合意ができている。
  アメリカ屈指の林業地帯での「ニシアメリカフクロウ」の保護活動の例。
  スネール・ダーターという地味な小さな魚を守るために、ダム建設が中止された保護活動例
  日本は真に豊かな国として、国土の自然に配慮し、野生動物の保全にいいモデルを示すべき。
  
・ 野生生物の価値とは、人間に対する価値ではない!
   存在自体に価値がある。
  
この本では、野生動物がテーマになっていますが、
  もちろん植物や昆虫など自然環境全体で考えられています。

文中に紹介されている本
・ 風にのれ!アホウドリ



内容と著者は → [more]

内容 :
20世紀後半から、多くの野生動物が人間のために生きる場所を失ったり、数が減少したり、最悪の場合は絶滅してしまったりしている。
新しい学問・保全生態学を通じて、人間と野生動物がどう関わればいいかを考える。

著者 :
1949年鳥取県生まれ。東北大学大学院理学研究科修了。
東京大学大学院農学生命科学研究科助教授を経て、東京大学総合研究博物館助教授。理学博士。
著書に「歯から読みとるシカの一生」など。
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