FC2ブログ
2011年09月23日 (金) | Edit |

タグ : 歴史 神話・伝説・民話 @図書館

怨念の将門―将門伝説に山伏の影あり (シリーズ山と民俗)
神山 弘 / エンタプライズ (1989-09) / 2,160円

タグ 歴史 神話・伝説・民話 @図書館
カテゴリ:本・雑誌 本・雑誌 / 人文・思想
更新日:2011年09月23日 13時26分45秒 2011/09/23
読了: 2011年09月23日



2011/9/15 借りて読み始める。 9/22 一気に面白そうなところを読む。

今日はステキな方にお会いし、楽しい町歩きについておしゃべり。
ビルの谷間に、「将門の首塚」があるの知ってる?
 え~~~。
というわけで、調べました。今度行ってみますね!

平将門は、謀反人として捕らえられ、その首は京の都に晒されたが、
 なんと空を飛んで、故郷関東へ舞い戻ってきた。
そこは、ビルの谷間の空き地。将門の首塚として祀られている。

 天神様の菅原道真の「飛び梅」より迫力あるね~~~。
 と思ったら、読んでいるうちに なんと!! 両者は 「怨念」 ということで関連付けられていることがわかった。

本書のあとがきも面白い。
歴史は、世相によっても解釈が違うし、文献が残っていても書いた側の都合のよいようにできている。
柳田国男が若い人に 山村の伝承や習慣を調べるように言ったそうだが、
筆者は、山から伝説や習慣を集めるだけが 「民俗学」 ではなく、
 それらの材料を使って人間の歴史を解明すること、だと書いています。

「歴史学」 が科学であり、資料を集め考証を積み重ね、改良していき それによって人間が進歩していく。
このことは、「それでも、日本人は「戦争」を選んだ」 (著者、加藤 陽子) を読んだときに教えられたことでもある。

さらに、こういった伝説は、どんどん失われていき、興味を持つ人も少ない。
 どこかに書き残しておかないと永遠に消えてしまうだろう。
  そういう焦燥感が、筆者を駆り立てている。

将門に関しての不朽の名著
 「将門伝説―民衆の心に生きる英雄 (1966年) 梶原 正昭、 矢代 和夫
には、著者が20代の頃 埼玉地方の古老たちのに聞いた話が資料として取り上げられているそうです。

本書は、歴史や民族に興味を持たない読者にも楽しめるように書いたとのこと。
 これを機会に、他の本も読んでみたい!
 ⇒ アウトドアと山ガール ~ Myブログ「ベルルの欲しいなブログ」

参考 : 平将門の首塚 - Wikipedia
 
内容と著者は → [more]

内容 :
将門「新皇」説はウソだった。  伝説流布の黒幕は山伏 
斬新な仮説による民俗的解析を楽しみながら、将門伝説の謎に挑む。

著者 : 神山弘 
1922年生まれ、NHKに在職、徴兵後、抑留。 1989年時点では(株)金曜堂 経営
 「山村民俗の会」会員 『あしなか』編集委員、奥武蔵研究会顧問

著書 (Amazonにはない:江東区図書館にあり 2011/9/23 時点)
・ 怨念の将門 将門伝説に山伏の影あり 神山弘/著  エンタプライズ 1989.9
・ 秩父・奥武蔵 山と伝説の旅     神山弘/著  金曜堂出版部 1985.10
・ ものがたり奥武蔵 伝説探訪二人旅  神山弘/共著 金曜堂出版部 1984.12
・ ものがたり奥武蔵          神山弘/著  岳書房 1982.12
 
関連記事

タグ : 歴史 神話・伝説・民話 @図書館

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可