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2011年08月27日 (土) | Edit |

タグ : 歴史 科学・テクノロジー @図書館

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経度への挑戦 一秒にかけた四百年
デーヴァ ソベル / 翔泳社 (1997-07)



タグ 歴史 科学・テクノロジー @図書館
カテゴリ:本・雑誌 本・雑誌 / 文学・評論
更新日:2011年08月27日 16時17分24秒 2011/08/27
読了: 2011年08月26日

緯度と経度には 根本的な違いがある!
 そんなこと これまで考えたことがなかった・・・。
緯度は太陽の角度などで容易に計測できるが、経度はそうは簡単ではないのだ。

長いあいだ、海を航海するには、太陽や月、星を観察し現在位置と目的地の方角、距離を推測していた。
が、緯度がわからないため 遭難したり、航海に予想以上の日時がかかり、水・食糧不足、病気など 問題が多かった。

イギリスでは、「経度法」が制定され、測定方法に賞金が出される。
そして、経度を測定する方法がたくさん考案されるが どれも精度が悪く実用にならない。
従来 時計は、物理的条件が厳しすぎて精度が悪かったが、
ジョン・ハリスンという天才時計職人が、すばらしい時計を開発した。

 → 「H1~H4」 グリニッジ天文台のCollectionsより
           H1          H2
  
           H3          H4
  

しかし、月と星座による「月距法」に固執している天文学者と「経度評議会」などが、難癖をつけてそのよさを認めようとはしない。

妥協を許さず苦労して画期的な海上時計を作りあげた ジョン・ハリスン(1693~1776)と 父を支えた息子ウィリアム。
 その生涯は、報われたのだろうか?

その後、ハリソンの技術を下に廉価版の時計が大量生産されるようになり、
「クロノメーター」として普及。 航海の安全を担うことになった!

また、「月距法」の研究に伴う数多くの天文学の進展にも、注目。

知ってる人も大勢登場、ガリレオ、ジョヴァンニ・カッシーニハレー、ニュートン、クック船長、ジョージ二世、三世、ダーウィン など
知らない人も(^o^ゞ; ジョージ・グラハムフラムスティードジェームズ・ブラッドリーネヴィル・マスケリンなど

 ・ クロノメーター、6分儀
 ・ グリニッジ天文台、ロンドン海事博物館
 ・ グリニッジ標準時、グリニッジ子午線
 ・ デットフォード号、レゾリューション号バウンティ号ジョージ・アンソン提督とセンチュリオン号

参考:ジョン・ハリソン (時計職人) - Wikipedia

2011/5/22 予約 6/1 借りる。 6/30 読み始める。8/26 読み終える。